〜魂との対話〜 奇跡の人 アロンです。
人間のイメージがどうやって現実を作るか? というテーマが多い、このブログなのですが、今回は、国家が敵対認識を持つ仮想敵国とどういう関係になっていくのかについて解説します。
★仮想敵国とは? 弱〜強でランクをつけます。
(弱いレベル)ライバル
(中程度のレベル)自国の利権を奪われる相手国
(強いレベル)戦争などの当事者同士
ここ数年よくニュースに挙げられる仮想敵国同士はアメリカ合衆国と中華人民共和国(中国)ですよね。
★中国の各国家活動分野における世界との対立
(政治)一帯一路構想、中国による台湾統一
(軍事)東アジア・東南アジアへの軍事拡張戦略
(経済)半導体開発やIT開発でアメリカに追いつくか、部分的には上回ってきた
(社会)ウイグル族への弾圧など人権問題
今や半導体を制する者が世界を制するまで言われていて、経済だけでなく軍事面でも中国の国力とその影響力が増大、ウクライナ戦争以後のロシア弱体化を受けて、世界とアメリカが唯一危険視するべき国が中国であると扱われているのです。
また世界全体、欧州、アフリカ、アジア、北米、南米などの国々における仮想敵国傾向をそれぞれの国と国民の想念が集まった「潜在想念集合意識」を通じて見ていきましょう。
★世界全体における仮想敵国性
(世界) → 中国が仮想敵国
世界に対して一律な運動を行おうとする国。いわば現在は中国が仮想敵国扱いになる。アメリカも本来は世界を一律に支配しようとするような準仮想敵国なのであるが、現在はアメリカに従わざるを得ない世界状況で世界を守ろうとする姿勢があるので中国のみが世界全体(の集合体)から警戒されていると言える。
(アメリカ) → 中国とテロが仮想敵国
アメリカの仮想敵国は、第二次世界大戦前は日本、二次大戦後はソ連と共産圏国、ソ連崩壊とほぼ同時に経済的に自国を脅かす日本であったが、日本凋落後はその次に中国・テロを起こす国とグループが現在の仮想敵国扱いになっている。
(欧州) → ロシア が仮想敵国
欧州については西欧と東欧では仮想敵国扱い先は異なるが、現在はウクライナ戦争でロシアが安全保障上の脅威になっており、団結してロシアが仮想敵国となっている。
(イギリス) → ドイツとロシアが仮想敵国
イギリスという国とイギリス人の潜在想念には、ドイツとロシアに強い反応を示すところがあり、かつての自国へ安全保障を脅かした国に対して危険視をしやすい。
ロシアが視界から消えると中国、中国が視界から消えるとドイツのように仮想敵国は常に存在する。
(トルコ) → ロシア と 中東諸国 が仮想敵国
トルコは歴史的経緯・地政学的に戦争になるとトルコは巻き込みやすい国々を警戒している。
(アフリカ諸国) → 対先進国(貧困、難民問題、食糧難など)
アフリカ諸国の仮想敵国は貧困や難民問題などになり、国の対立は隣国などとの境界線問題が多い。ひとまとめにアフリカという一つの国家グループを作るとすると貧困や難民問題が仮想敵国性の要素を持ち、先進国全体が仮想敵国にあたります。
(南米諸国) → 対自国政府と自国に政治経済的に脅威を与える国
南米諸国の潜在集合意識を観察すると、国民は自国政府と自国に政治や経済的に脅威を与える国を敵視する傾向が強い。政治経済が混乱すると反政府活動と革命が起きやすい。
(中国) → アメリカ
中国の脅威となる国は、アメリカとなる。仮想敵国は相互に認識しやすく、片方が強い敵がい心を持つと、相手国も似た反応になっていく。
(日本) → 中国と南北朝鮮国
日本は軍事的に脅威を感じるのは、領空・領海侵犯になりやすい行為を繰り返すロシアと中国、そして韓国・北朝鮮にも不気味なものを感じる。
経済的に日本の地位が下がった反面、韓国と中国がのしあがったため、日本の経済的な仮想敵国は中国と韓国になる。台湾も日本の地位を半導体製造などで奪った形にはなるが友好国であり、その印象は薄い。
(韓国) → 中国、北朝鮮、日本
韓国の仮想敵国はこの隣国3カ国に当たる。
歴史問題や領土問題が存在する国々である。
この3カ国に関するニュースに関しては韓国国民は過剰な反応になりやすい。
(まとめ)
仮想敵国を生み出す要素として、
- その対象国のニュースに過剰反応をする
- 隣国や移動に関して邪魔になる国
- 言葉や民族性が異なる国
- 政治や経済的に利害が真反対になる国
があり、仮想敵国性が高くても、同じ言語(英語やフランス語など)を使っている国は敵がいしんが高くなりにくく、現在の世界の戦いは“言語と民族の最終決着”の様相を示している。
今後、アメリカと中国が一時的な会談や合意を行おうとも、あまりにも政治体制や文化や言語が異なり、経済的な開発でもトップのライバルであり、
アメリカと中国が共に手を携えて、協力する別の仮想敵国が現れる(映画でよくある巨大隕石や宇宙人の侵略などの地球の危機)がなければ、ロシアとアメリカが実質代理戦争をしていると言える、ウクライナ戦争のような事態に至ってしまう。
仮想敵国に一旦強く扱われると、その国が敗北するまでその想念は消えていかないので、中国がロシアのように衰退するか、アメリカが衰退するかのどちらかになっていく。世界の国々はアメリカ派の国と中国派の国に仕分けに向かう。
今後の近未来の世界政治は三極化するでしょう。
1.アメリカ
2.中国
3.欧州
それ以外の国々はこの三極の国に意見集約をして国際政治に関与することになります。
仮想敵国同士はやがて戦うことになるのですが、もし、中国がアメリカとの紛争に負けると、アメリカの仮想敵国は欧州やその他の連合になります。その時代は全てをアメリカが覇権を握ることになるので反アメリカ運動が沸き起こっていく。
これらの動きを阻み、戦争をなくす方法は
⇨
地域主導だけでなく、世界観を持って全ての国々の利害を調整する機関とその運営者が不可欠になる。現在の国際連合とその運営をする国連五大国の体制では叶わないからであり、新国際体制とその運営者が待ち望まれる。
かつての国際的運営は、国際連盟と国際連合でしたが、それらは世界戦争を経て生まれたもので、次の第三次世界大戦は核兵器を伴うのが確実ですから、それを経てしか新国際共同体は生まれないのかも。
★国際体制の今後のイメージ
しかし、その第三次世界大戦を経ないで、国際共同体を創設する方法は、戦争をしないで統合するわけだから、救世主に相当する国か、または救世主が実在として世界に登場するしかないと思います。
“救世主の国か人物“が登場すれば、世界政府(地球連邦)が実現し、戦争が消え平和が訪れるでしょう。
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